全ての人に
居場所がある社会にする

奥田あかり(20新卒)

Akari Okuda

・出身大学 同志社大学 社会学部 社会福祉学科
・好きな言葉「勇気と優しさを持つこと」
・趣味「音楽を聴く・好きなアーティストのライブに行く・おいしいものを探す」
・ニックネーム「あかりん、おっくー」

家族の再スタートに寄り添う

私は“家族“というテーマに関心があります。そこで3回生の夏休み、様々な事情から地域での生活が困難である母子が生活する施設で実習をさせていただきました。実習では様々な家庭と出会いました。現場は想像以上に厳しい状態で、「実習生の私にできることは何だろう…」と葛藤しながら帰る毎日でした。そんな中、私にある子どもが感情をぶつけてきました。その時に私は学生の私だからこそできることをしようと考え、子どもたちにとって一番身近なお姉さんでいることを決めました。そうすると、大学生のお姉さんとして子どもたちが「ママがこれを買ってくれてうれしい!」「ママが家にいないときひとりぼっちですごく寂しい」と相談してくれるようになりました。また不登校の子が自分の辛かったことを話してくれました。子どもたちが慕ってくれたことで、家庭状況が子どもたちの精神状態に反映されることを知りました。微力でもいいから、自分だから出来ることを!と私を前向きに変えてくれる貴重な体験でした。

実習最終日に子供たちがくれた手作りプレゼント

まずは背景を知るということ

実習をする中で、本当に家族は十人十色だなと感じました。自身の生育歴から虐待の世代間連鎖に怯える母親や、子育ての仕方がわからず困惑する母親。人に頼ることが難しく、1人で子を育てていくために頑張りすぎてしまう母親も多くいることを知りました。そして子どもたちは母親が何かに苦しんでいることに気付いています。虐待に至るまでの過程で、母親も子どもも何度も何度も葛藤し、戦っていました。そこから感じた事は、虐待をする親の中には、誰にも気づかれなかった被害者がいるということです。虐待は許されることではないです。でもきっとこの実習での経験がなければ、私は今でもニュースで虐待問題が報道されるたびに「なんてひどい母親だ」と犯罪者として見ていたと思います。私は大学で福祉と出会い、目の前の事実だけではなく、その背景をしっかり知ることが大切だと気付きました。福祉学科での経験が、ソーシャルビジネスに関心を持った今の私につながっていると思います。

学科恒例の新入生向けフレキャン。

GPへの入社理由

説明会での進藤さんのお話から、GPが目指す社会に共感したことが一番の理由です。当時の私は、福祉専門職での就職も視野に入れていました。社会問題解決=福祉という考えを無意識に持っていたからです。しかし、説明会でソーシャルビジネスの仕組みについてのお話や、会社を設立するまでのお話を伺う中で、進藤さんの「障害者=非営利という考えが一種の差別ではないか」という言葉に衝撃を受けました。それは今までの自分にはなかった価値観でした。その言葉から、私は自分で可能性を福祉という幅に狭めていたことに気付き、同時に、今までもやっと不安に感じていた社会問題から、変えられるかもしれないというワクワクを感じるようになりました。「誰もが自分らしくワクワクする人生」を目指す一員として、この会社で働いていきたい!と入社を決意しました。

GPで実現したいこと

1人でも多くの人に居場所を創り出したいです。実習経験から、私は「自分を含め、今の社会は何故か生きづらい」と漠然とした不安を感じるようになりました。原因の一つは、多数派のレールから外れないために周りの目を気にして生きているからだと思います。福祉を学ぶなかで、どの制度にも該当しない人にも、日常に生きづらさを抱えている方や自己肯定感の低さから自分で自分を追い込んでしまう人がいることを知りました。様々な理由で自分らしく生きられない人はたくさんいると思います。そんなとき自分らしくいられるコミュニティの存在は大きいのではないでしょうか?自分らしく、しんどくなった時にはいつでも帰れる居場所があることが、ワクワクする人生を歩むうえで必要ではないかと私は思います。

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