大阪出張の帰り際、学生時代の親友と会うことができました。
場所は大阪らしく、お好み焼き屋(風月)。
3年ぶりの再会を祝し、近況報告をしあいました。
彼は今、バスメーカーの営業をしています。
観光バスであったり、バス会社に対し、設計段階から提案し、完成品を納める仕事です。
その中で最近特に力を入れているのは、養護学校が使用するバスを作ることでした。
養護学校の通学バスです。
昇降であったり、インテリアをカスタマイズしたり、
より安全に、使いやすく、繊細なニーズ1件1件に応える。
最終的に、使ってもらう人達に満足してもらうことが、大きなやりがいとのことでした。
完成品の良さと彼の誠実さが口コミで伝わり、次の依頼が増えているそうです。
彼が養護学校へのバス作りに力を入れたきっかけというのが、障害を持つ私の妹でした。
私の妹のことを昔からよく知っていて、『何か自分にできることがないかな』という思いを
持ってくれていたからです。私とは全く関連性のない会社であって、関連しない仕事なのに、思いは通うのですね。
あまりにびっくりし、あまりに嬉しくて涙ながらに話を聞きました。
『日本の養護学校のバスの全てをこの手で手掛けたい。』
彼が提案するバスがユニバーサルデザインとなり、日本におけるバスのスタンダードとして
世の中にデビューしてくれることを、心から願ってやみません。


