障害者雇用・障害者採用・障害者就職・障害者転職を支援するゼネラルパートナーズ進藤均の日記

徳川家康「大将の戒め」
2006年5月31日


「ブログ読んでるよ!」

最近、経営者の友人や、学生時代の友人など、
思いもよらぬところで、ブログを読んでくれている人が増えていました。

更新しなければ、と思いつつ。

さて、

本日5月末ということで、アウトルックを整理していたら、
「大将の戒め」という、徳川家康の書いた文章が目に留まった。

日付は、2004年3月31日

差出人も宛先も自分だった。

自分へのメッセージとして、僕が自分に送ったメールだった。

何か強く感じてほしいと思って、送ったのだろう。

「大将の戒め」

大将というものは
 敬われているようで その実家来に、
 絶えず落ち度を探られているものだ。
 恐れられているようで侮られ、
 親しまれているようで疎んじられ、
 好かれているようで憎まれているものじゃ。

大将というものは
 絶えず勉強せねばならぬし、
 礼儀もわきまえねばならぬ。
 よい家来を持とうと思うなら、
 わが食を減らしても、
 家来にひもじい思いをさせてはならぬ。
 自分一人では何もできぬ。
 これが三十年間つくづく。
 思い知らされた家康が経験ぞ。

家来というものは
 禄でつないではならず、機嫌をとってはならず、
 遠ざけてはならず、近づけてはならず、
 怒らせてはならず、油断させてはならぬものだ。
 「ではどうすればよいので」
 家来はな 惚れさせねばならぬものよ。

         元和二年六月  徳川家康


さぁ、明日から6月。
新たに気を引き締めます。

  
IPOについて考える【3】
2006年5月22日

ベンチャー企業=IPO

こんなことが一般化しつつあります。
高いところに果敢に挑戦することは、大変素晴らしいことであります。

しかしながら、GPのIPOの是非についてですが、
「意義」が見出せないため、今は考えておりません。
一番大事なところだとも思っています。また、前回も話したとおり、
意義なきIPOは、絶対するつもりがありません。
(もう一方でIPOに対する勉強が足りない、ということも言えますが。)
(そして、できるかどうかはさておき)


なぜIPOを目指そうとするのか?

会社のため?
社会のため?
社員のため?
市場のため?
競争のため?
株主のため?
自分のため?

答えが出ません。


また、上場した経営者、上場を目指している経営者と話する機会も多いですが、
正直、解消できない疑問も多いです。

まず、上場の何がステータスシンボルなのか(お金?成功?)ということ。


そして、株主至上主義が強すぎる、ということ。

ホリエモンや村上ファンドなど、TVを賑わせている「会社は誰のものか」、という議論。
話題になっています。
株価に翻弄される経営者が多いため、
「中長期ビジョンに理解してもらえないなら、株を売ってもらってかまわない」
という米グーグルのような強気の経営者が少ないように感じています。

同じく、毎年増収増益を義務付け。
こんな既成概念への押し付けも、合理的、将来的に大いに疑問を感じています。


あと、村上ファンドに買収されたり、社長を更迭されたり、これも考えたくないですね(笑)。


最後のは冗談ですが、

証券市場には不思議なことがいっぱいあります。疑問はこれから先、変わってくる
とは思いますが、
もっと本質的な話として、会社には会社の意義があるように、IPOにも当然「意義」がないと、いけないと私は思っています。

  
IPOについて考える【2】
2006年5月18日


「上場」は起業家にとって、ステータスだと思います。
象徴的なものであるし、かっこいいと純粋に思います。


でもIPOで何を実現したいのでしょうか。
漠然と考えることがあります。


上場したら、こんなことができるようになります。

・資金調達能力がよくなり、財務体質の強化ができる
・企業信用力があがり、優秀な人材の確保もできる
・コーポレートガバナンスが徹底できるなど、内部管理体制が充実もします。
・保有株を配分することで、個人的に大きなキャピタルゲインも得ることができる


でも上場を果たさなくてもできるものが多いです。

非上場企業の代表格である、
サントリー、ロッテ、講談社、出光興産、竹中工務店、各新聞社なども、問題なくできています。


楽天の三木谷さんやUSENの宇野さん、そしてサイバーエージェントの藤田さんが象徴するように、

先行者メリットのために経営スピードを上げる。
M&Aなど、成長を促進するための資金調達のため。
新規事業への立ち上げ。

莫大な資金力を、ビジョンに基づいて投資する。そのためには上場は不可欠だと思います。

しかしながらここまで考えて上場しようと思っている経営者が少なくありません。「なぜ上場をするのか」について、説得力というか納得感がないことが多いです。
上場することが目的であってはならないと思います。
目的は、上場後にどうするか、どうなるかです。

上場を目指す理由について、明確なビジョンを持つことが、もっとも重要だと思います。


上場を目指す目指さないは、会社の自由です。

目的を持って、IPOを目指す会社。
目指すものがあり、素晴らしいことだと思うし、心から応援したいです。

  
IPOについて考える【1】
2006年5月17日

「IPOするの?」と起業したときからよく聞かれます。


※IPOとは、そもそも「Initial Public Offering」の略で、
未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場し、
投資家などに株式を取得させることです。


今、IPOがブームになっています。

上場は雲の上の存在だと思っていましたが、
マザーズ、ヘラクレスという場ができ、より身近に感じられるようになりました。
そして個人投資家も増え、業界が盛り上がっているようにも感じます。
また、一昔前あやしかった(?)ベンチャーキャピタルも今や花形産業であり、学生人気が高いと聞きました。


ところで、IPOは簡単にできるのでしょうか?


日本に株式会社は120万社もあるのですが、そのうち上場している会社は3,750社。
実に0.3%(1000社に3社)しか上場していません。
上場していること自体が、特殊な会社であります。

でも120万社の中には、八百屋さんなどの個人会社も含まれます。
当然すべてがIPOを目指していませんので、母数としては不適切。

では、IPOを目指している会社の中で、上場する会社はどのくらいあるのか。

目指しているのは、約20,000社(よく言われている数字で不確か)。
さらにその中で、主幹事証券会社、監査法人を入れて、上場申請している会社は約4,000社(これらの会社は、本気です)。
そして、そのうち、新規上場を果たせる会社は年間約170社です。


20,000 ⇒ 4,000 ⇒ 170社 

0.8%です。狭き門です。

IPOを目指している会社の中で、1%も実現しないのです。


これを見ても分かるとおり、
GPに対して、「IPOをするの?」と聞く理由がよく分かりません。
でも、ちょっと追いかけたくなる狭さですね。

  
障害者雇用の成功事例
2006年5月10日

「障害者を採用するのは、うちの会社ではちょっと難しいかな。。。」

人事担当者から、こんな話を聞くことがあります。
残念ではありますが、現状でもあります。

こういった概念を一気に吹き飛ばしてしまうものを2つほどご紹介しようと思います。


■事例1

ユニクロを展開するファーストリテイリング社の柳井社長は、
日経ビジネスで障害者雇用についてこう語っています。


「障害者を雇用すると仕事の効率が下がると思っている人も少なくないでしょう。

しかしそれは誤解にすぎません。

当社では障害を持つ人に店舗で働いてもらうことでその店舗の雰囲気が良くなりまし
た。

他人に気遣い、お互いが助け合うという仕事の進め方を学んだ結果、サービスの水準
が向上しました。

健常者ばかりの集団よりも、障害者を含めた集団の方が競争力があるのではないかと
思います。」


■事例2


スターバックスのある店舗での事例です。

聴覚障害を持つ女性スタッフがある店舗で元気に働いています。

彼女との店舗内におけるコミュニケーションは「手話」。しかも女性が考案したオリジナルの手話だそうです。
最初は、彼女とだけのコミュニケーションツールだったものが、いつしか全員が使う合図に採用されました。

そして、

注文からお客様に出すまでの時間が短くなり、
ミスが少なくなった。

という生産性向上へと導いたのです。

ユニクロにしてもスタバにしても、既成概念にとらわれない柔軟な姿勢と創意工夫による素晴らしい成果ですね。


こんな成功事例がさらに広がり、
本当に必要な人材として、企業へと紹介して行けないものかと、いつも考えています。

  
最近読んだマンガ
2006年5月 9日

人気漫画「スラムダンク」の作者である井上雄彦さんが描いた『リアル』というマンガ。
知っている方も多いと思います。


マンガをほとんど見ない私ですが、会社に置いてある(?)というか、
社員同士で貸し借りをしている(?)ので、私も読みました。


車いすバスケの物語ですが、障害者と健常者の隔たりのない、
ごく普通にいる若者同士の会話(たまに行き過ぎた)がテンポよく描かれています。
そして健常者が車いすの若者にどう接したらいいか、分からなくなる場面も表情豊かに描かれています。


海外では、障害を持った方は、映画やドラマに多数でてきます。

主役ではなく、むしろ脇役、そして役もつかない場面に普通に出演しています。
しかも障害を持った本人がその役でそのまま出演していることもあり(これには結構驚きますが)、
視聴者は会ったことがなくても当たり前のように接することがメディアを通じて出来る環境にあります。


日本では障害者にフォーカスした特別なTVドラマが組まれない限りほとんど出ることはありませんし、
その多くが同情を買うようなものです。


ですので、


リアルであったり、洋画など、
もう少し日常の中で障害を持った方が普通にいるという設定にしてほしいですね。

  
GP初のイベント
2006年5月 6日

5月13日(土)にGP初のイベントを行います。
100名以上の方々と20社の企業が、一同に出会う面接会です。


「障害者のための適職フェア」


今回の面接会のコンセプトは、「ナビゲートする!」です。

ナビといえば、カーナビを思い出しますが、
要するに、的確な情報を提供し、目的地までご案内することです。

具体的には、

†事前準備として、参加企業を研究してもらうため、詳しい求人情報や転職成功者のインタビュー(生の情報)をたっぷり提供したり、

†当日はGPのキャリアカウンセラーが、一人一人にマッチする企業へとご案内したり、

†履歴書や職務経歴書の書き方など、就職転職の相談を受けることもできます。

ということで、参加前の準備から、当日のフォローまで、サポートすることにしました。


詳しくは、こちらをご覧下さい。


現在ご登録だけで100名以上の方々から参加希望を頂き、そして企業も予想を上回る参加の反響をいただき、
うれしいことです。

今回、面接会が開催できることは感慨深いものです。そしてやっとたどり着いた大きな一歩です。

「参加を待ち望む人が多くいる。そして僕らが、やらなければいけない。」

そんな思いを持ち続け、時間だけが流れましたが、
運営できるだけの経験を積み、ようやく開催にこぎつけることができました。


今までハローワークや民間企業の障害者雇用促進において、
そこに大事な「思い」や「目的」に違和感を感じていました。
そんな背景から「我々GPがやらなければいけない。」という使命感を
持ったものです。

「ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」

アポロ11号のアームストロング船長が人類として初めて月面に足跡を残したとき、静かに話ましたが、


「GPにとっては小さな一歩だが、日本の障害者雇用促進にとっては大きな飛躍だ」

(ちょっとおおげさですが)このくらいの気持ちです(笑)。

  
感動の週末
2006年5月 1日

5月が1年で一番好きです。
理由は、空が青いから。それだけです。


土曜日に親戚の結婚式があるため、横浜のパンパシフィックホテルに家族で出かけました。
今回は、結婚式&宿泊&観光が目的です。


この3つが完璧な演出をしてくれたおかげで、今までに出会うことのない、素晴らしい週末となりました。


まず結婚式。

結婚式では、2人の笑顔があまりに素敵だったこと、食事が美味しかったこと、
思い出の映像で感動して涙した?こと、引き出物がほしかったもの(笑)。
(TVでおなじみ石鍋裕シェフ「クイーン・アリス」のフレンチをワインで堪能しました。)
これ以上必要ないほど、十分な演出でした。


さらに演出は続きます。

ホテルでは、個性的にデコレートされたロビーが気に入ってしまい、
従業員の対応も気持ちよくて、こちらも笑顔になる。
しかも食事(朝食、ルームサービス)も美味しい。
景色もよかった(シティーホテルには珍しいバルコニー。窓も大きく開放的でした。)
丁度その夜、タイタニックがBSで放映されており、外から見える海に浮かぶ大型客船を見ながら、
現実と非現実の世界が交錯しました。

ホテルには結構うるさい自分も、満足の5つ星でした。


次の日は、横浜(みなとみらい)観光。

赤レンガ倉庫、港、大型船に海を楽しみ。そして遊園地(久しぶり)に行きました。
東京にいると、なぜか横浜に遊びに行くことがないので
まったく気付かなかったですが、全てのコンテンツが徒歩圏という集約されているにもかかわらず、
一つ一つにエンターテイメント性があり、きわめて刺激的でした。

そして空の大きさ、船、そして海。海外を思わせる建物。
ごみごみしていないゆったりとした広さと
人であふれていないため感じる、ゆったりとした時間。

すべて東京にはないものでした。

結婚式で感動し涙し、ホテルに笑顔となり、横浜に嬉しくなる。
中々出会うことがない、素晴らしい週末でした。

  
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