障害者雇用・障害者採用・障害者就職・障害者転職を支援するゼネラルパートナーズ進藤均の日記

障害者雇用の成功事例
2006年5月10日

「障害者を採用するのは、うちの会社ではちょっと難しいかな。。。」

人事担当者から、こんな話を聞くことがあります。
残念ではありますが、現状でもあります。

こういった概念を一気に吹き飛ばしてしまうものを2つほどご紹介しようと思います。


■事例1

ユニクロを展開するファーストリテイリング社の柳井社長は、
日経ビジネスで障害者雇用についてこう語っています。


「障害者を雇用すると仕事の効率が下がると思っている人も少なくないでしょう。

しかしそれは誤解にすぎません。

当社では障害を持つ人に店舗で働いてもらうことでその店舗の雰囲気が良くなりまし
た。

他人に気遣い、お互いが助け合うという仕事の進め方を学んだ結果、サービスの水準
が向上しました。

健常者ばかりの集団よりも、障害者を含めた集団の方が競争力があるのではないかと
思います。」


■事例2


スターバックスのある店舗での事例です。

聴覚障害を持つ女性スタッフがある店舗で元気に働いています。

彼女との店舗内におけるコミュニケーションは「手話」。しかも女性が考案したオリジナルの手話だそうです。
最初は、彼女とだけのコミュニケーションツールだったものが、いつしか全員が使う合図に採用されました。

そして、

注文からお客様に出すまでの時間が短くなり、
ミスが少なくなった。

という生産性向上へと導いたのです。

ユニクロにしてもスタバにしても、既成概念にとらわれない柔軟な姿勢と創意工夫による素晴らしい成果ですね。


こんな成功事例がさらに広がり、
本当に必要な人材として、企業へと紹介して行けないものかと、いつも考えています。

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いろんなことを思い、生きている。これで終わったとも、考えてはいないが・・・職業を持ちたいと、ハローワークに行ったところで・・・就職は無い。歳と障碍がネックになっている、通院と持病もネックである。だが、まだ、自分を生かす道はあると、日々思いながら生きてい... 続きを読む

コメント(6)

こんにちは。
「障害者をスタッフに加える」ということばには、2つの意味合いがあると思います。1つ目は「障害者に健常者社会に合わせてもらう」2つ目は「健常者が障害者に合わせる」。スタバもユニクロも後者のように思います。経営者と現場スタッフが前者のような感覚でいる限りは、そこで働く障害者も不幸なのではないでしょうか。前者の感覚を持つ会社で働く私としては、スタバやユニクロが羨ましくてたまりません。

コメントありがとうございます。

そうですね。
たとえ障害を持っていても、健常者と同様に仕事をする人も多いですから、人それぞれではあります。

でも、障害者雇用で大事なことは、障害を受けとめるという、究極「気持ち」だと思っています。

今回の成功事例は、まずそこにがしっかりしていたのでしょうね。

はじめまして。
知的障害者の雇用に関心があり、インターネットで調べているうちに、GPと進藤さんのブログを発見しました。
社会の中で見えにくい知的障害のボーダーの人が中心となった職場を作るのが、今の夢です。
ユニクロとスタバの事例や、GPの理念は私を刺激して、勇気付けてくれました。

これからもブログを読ませていただきます。

「障害者は仕事ができない」。
その先入観を捨てない限り、障害者は満足して働くことはできない。

健常???
どこが健常なんだ。
事件・事故を起こす輩は、全て健常者。傲慢極まりない。

健常と障害という言葉を消さない限り、永遠に邪魔者扱い。

「愛は地球を救う}?
そんなの綺麗事。

私は聴覚障害者で某大手企業(卸売業)の人事として勤務しておりますが、実際に障害者が何人か勤務しております。しかし、障害者を初めて採用した企業でもあり数年しか経っておりませんが、現在に至るまでに障害者の理解、職場環境などを整えるのに苦労しております。具体的にはコミュニケーション方法、情報手段、会議、ミーティングなど・・・。
また、民間企業では障害者雇用率1.8%が義務付けられておりますが、ほとんどの企業では雇用率を満たした時点で欠員が出ない限り、採用はされていないかと思うのですが、積極的に障害者を採用している企業もあります。また、現実として障害者は障害程度によって働ける職場も限られていると思いますが、ほとんどが事務職、組立作業の仕事が多いようです。障害者でもその人に合った仕事があっても、障害という事由で安全を確保できないという面もあるので、その問題をどのように解決していくのか企業に課せられた課題だと思っています。洗車、回送業務(車)、社内メール運搬、郵便物集配など。

こんにちわ、面白い記事ですね。
私は数年前に脊髄を損傷して永年車椅子人生になりました。
私は20代後半ですが、独立を決意し開業し、何とか食べるに困らない程度の収入を得ています。
障害の症状や度合にもよりますが 被雇用者となるだけが仕事では無いと私は考えます。

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