日曜日の日経新聞に、
京急百貨店が103ヶ月連続して前年同月売上げを上回り続けている、という記事が載っていました。
1997年の11月から連続していることになります。
不景気で流通業は打撃を受け続けていた逆風も何のその、すばらしいことだと思いませんか。
経営者の意識改革、社員の一致団結、マーケティング戦略、優れた企画、プロダクト、接客対応など、
すべての要素が満たされなければ、達成できないことではないでしょうか。
しかも連続して達成する。なかなかできません。
世界NO.1の米ウォルマート社には、創業時に「ビート・イエスタデイ」という
帳票がありました。創業者サム・ウォルトンが最も大切にしていたものです。
この帳票は、同月同曜日の売り上げが5年間同列に書き込める表になっていて、
常に前年の同じ曜日の売上げを越えることを意識させる表になっています。
ビート(打ち負かす)すべき、イエスタデイとは、昨年同日の売上です。
5年間毎日、昨年の今日を打ち負かしていたそうです。
昨日の自分を上回れ。
毎日成長し続けなさい。
そんなメッセージのように思いました。
僕らは障害を持った方と採用企業を適切に結びつける事業をしています。
今、1件でも多くの適切にマッチングされた転職をサポートすることで、
障害を持っていても普通に(むしろしっかりと)働けることを示していきたい。
まだまだ偏見の多い社会を変えたい。
まず僕らができること。
それは、1件でも多くの企業を訪問し、障害者雇用に対する
企業側の認知や意識を啓蒙していきたい。
そして、1人でも多くの方が、GPを通じていい出会いができるよう、社内啓発していきたい。
僕らはまだまだ未熟で、微力。
残念で悔しいが、障害を持った方々のすべてをサポートできていないし、
社会に対してのメッセージも、さほど大きくはない。
でも、社会が障害者の良き認知をし、普通に接することができるまで、
僕らは多くの壁を越えて、前進し続ける意志と夢がある。
僕らは昨日よりも実力をつけ、閉鎖した社会に、より多くのメッセージを残していきたい。
昨日よりも良くなった社会を実感していきたい。
このブログを読んでいただいている方々と一緒に変えていきたい。
『他人と比較して他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。
しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは、立派な恥だ。』
いつの日か見た、イギリスの探検家のラポックの好きな言葉を
久しぶりに思い出しました。
常に前に進むこと、意識して行こうと思います。