オフィスを離れ、丸1日かけて営業研修を行った。
場所は、港区の生涯学習センター。小中学校の教室のようなところである。
隣の教室ではおばあちゃん達が集会を開いていた。
そんな非日常的な空間で、緊迫した鬼の営業研修が始まった。
目的はボトムアップである。
どうしてもサービスクオリティーをあげることが急務であった。
今年の新卒や新入社員を集めて、営業における基本的な動きを再確認。
自分の持っている課題と周囲が感じる課題の相違点を認識してもらった。
その後、第一印象(身だしなみや姿勢など)、人間関係構築、
お客様のニーズを正確にヒアリングする、
といった基礎中の基礎を徹底的に教えた。
プログラムが進行しないほどのスキルに戸惑い、
社内試験においては、目を覆いたくなるような厳しい結果であった。。。
正直その場から立ち去りたいと思った。怒ることを通り越し、
今までに味わったことのない脱力感。泣きそうになった。
最後の力を振り絞り、叱咤激励をし、研修の場から退出した。
みなは何を感じたのだろう。
その時の社員の真剣な眼差しは、「何かが変わる」と期待が持てる目だった。
もう一度信じてみよう。愛を注いでいこう。
それに、僕には一人前のビジネスマンに育てる責任がある。ある人と約束もしている。
1週間経った今日、研修を受けたメンバーの1人が初受注をした。
もう1人がTELアポで驚異的な数字をあげた。
うれしかった。なんともいえない気持ちだった。
落胆させたり、喜ばせたり、怒らせたり、笑わせられたり。
これだから人間は面白いのだろう。
成長というのは、与えられるだけでは、なし得ない。
最後は、自分で気付き、自分で考え、自分で動けるかどうかである。
成長モチベーションの源泉は常に自分の中にあると思っている。
同じ環境でも伸びる人と伸びない人がいる。
以前ブログでも紹介したが、MBAの人事戦略における「伸びるビジネスマン」は
その1:勝利の方程式を作り続ける習慣をもつ
その2:「目的」や「意図」を持って取り組めること
その3:よく質問をする
がコンピテンシーとなっている。
よく紐解いてみると、
その1:勝利の方程式を作り続ける習慣をもつ=どうしたらうまくいくかを考えトライする
その2:「目的」や「意図」を持って取り組めること=こうしたらうまくいくのではないかと考えトライする
その3:よく質問をする=どうしたらうまくいくかを考えていると質問が増える
「どうしたらよくなるのか」、常に試行錯誤しているのである。
どうしたらよくなるのか?と、本気で考え、本気で動いていますか?
みなにもう一度問いたい。


