今日は、「目的が分からない(意味が分からない)モノ」について、
書いてみようと思う。
ゼネラルパートナーズの入口には、「人材紹介事業許可証」が
陳腐な額縁に入って、飾られている。
入口にあるものの、正直、誰も見ていないのだが、
GPは許認可事業のため、厚生労働省から許認可をもらって運営しており、
許可証を飾ることは、義務付けられている。
今年の夏、許認可を更新するため、ハローワークまで行った。
取得した許可証には、当時の厚生労働大臣、川崎二郎さんの名前が大きく記載されていた。
今は、安倍内閣がスタートし、厚生労働大臣は柳沢伯夫さんとなった訳だが、
しかし、次の許可証の更新まであと3年ある。
元!厚労大臣の川崎二郎さんの許可証を長らく飾らなければならない。
(大臣が変わる毎に、いちいち許可証を変更していたら、大変なので、
これはしょうがないのだが。)
ただ、一番不可解なのは、大臣の名前だけが、あまりに大きく書かれていること。
A4のスペースに完全に他を圧倒している大きさだ。(もしよければ、見てほしい。)
通常の文字がフォント10だとすると、おそらく大臣の名前はフォント50ぐらい。
ここだけが、目立つ。
万里の長城やピラミッドをグーグルアースで見ているかのように、
遠くからでも、元、厚生労働大臣の名前だけ読める。
他にも大事な事柄が、読めないほど小さな文字で、書かれている。
体裁を取り繕ったり、見栄をはったり、慣例に習うよりも、
元々許可証が持っている本質的な目的が、度外視されているように思える。
本来、すべてのモノやコトには、元々目的があって、創られたものである。
しかし、世の中無意味で、目的が果たせていないものが多い。
何の目的で、〜をやるのか、
何の目的で、〜今の業務があるのか、
何の目的で、〜が存在するのか、
目的もなく、流されるままに生活していると、
色々なことに疑問を感じることも、考えることもなくなり、間違った方向を
向いてしまうことすらできなくなってしまう。
大事なことなのに。
「それの目的は?」と色々と聞いたり、考えたりするだけで、いい。
目的が分かれば、
正しいことと、間違っていることとが分かる。
意味があることと意味がないことの区別ができる。
理解も早いし、本質的なものも、理解できる。
仕事的にいうと、目的が分かれば、理解が早い。
そして、視野は広がる。モチベーションは向上する。
コミュニケーション能力も高くなる。新しいアイデアが出てくるだろう。
仕事が楽しくなってくるはずだ。
大臣の名前だけがクローズアップされている許可証など、僕は要らないと思う。