楽しみにチェックしている方から、あまりにブログ更新がなされておらず、クレームがきました。すいません。
某新聞紙面で、「障がい者のための人材募集」という
採用広告特集が掲載されたそうです。
広告枠とはいえ、普段新聞での表記は「障害」を使っているのですが、
「障がい」の表記が増えてきているようです。
障害者を障碍者と表記されているものも目にします。
現段階では、ルールはなく、個の考えがそのまま反映されている状況です。
■「障害」、「障がい」の違い
参考URL http://news.ameba.jp/2007/02/3563.php
GPでは「障がい」と「障害」と両方使用しています。
英語ではDisabledであったり、Challengedと辞書に書いてあります。
ハンディキャップという表現が馴染みがありますが、
公式にはDisabledとなっているそうです。
もともとネガティブなイメージを払拭しようと思い、ひらがなを使っていますが、
表現はポジティブでもネガティブでもいけないと思っています。
普通の表現がベターです。でもそんな表現は日本語でありませんでしたので、
ひらがなを使いました。
しかし、
実際には、どのくらいの人がこの件、気にされているのでしょうか。
新聞でも、障害を使っていますし、新聞社は当面漢字を使う予定だそうです。
(当然といえば当然ですが)
あとインターネットユーザーは、検索する際100%近く「障害」が使われています。
当事者がどう考えているかもとても大事です。
企業サイドに聞いてみたところ、色々な答えが返ってきました。
障害を使う、ひらがなを使う。からはじまり、
変更することに違和感があるが、時流に任せるといった見解が多かったように思います。
「議論したが結論がでない難しい問題」
「気にしすぎているのでは。かえって違和感がある。」
「漢字本来の意味や歴史に目をそむけるより、事実や経緯を重んじるべき」
「文字によるイメージの議論より、障害者への理解を深めるべき」
みなさんは、どう思われますか?
私は正直文字を変えることに興味はありません。
いい呼称があれば、それはそれでいいことと思います。
文字の違いより、障害者に対する正しい認知が広まるかどうかに興味があります。
痴呆が認知症に変わったように、文字によってイメージが変わることもあるでしょう。
でも大切なことは、いつの日も本質を理解すること。これが一番大事だと思っています。障害者と接し、理解できるかどうかです。
文字の力は大きいなと思いながら。
あと、
いい意味でも悪い意味でもイメージをつくるのは、マスメディアです。
特に最近世間を騒がしているTVや新聞ですが、影響があまりに大きいです。
マスメディアという観点から言うと、僕らも同じです。
世に発信することに対し、「責任」と「モラル」を持って取り組まなければいけませんね。