フランスにある一つのお店がミシュランガイドで1つ星を獲得した。
そのシェフは日本人の松嶋啓介さん。日本人では4人目の快挙である。
その人の話を聞いた。
まずミシュランガイドの「星」は、世界的な基準で語られることが多く、
レストランガイドの中でも、世界で最も古い、権威があるもの。最高は3つ星。
3つ星は「わざわざ訪れる価値がある卓越した料理」、
2つ星は「遠回りしてでも訪れる価値があるすばらしい料理」
1つ星は「その彼ごりーで特に美味しい料理を提供するレストラン」
となっている。
夜TVで、堺正章が芸能人と一緒に料理をし、「星みっつ!」とか言っているが、
似て非なるものだ。(そんなの知ってるよって。)
かれは、フランスに20歳で渡仏し、修行に出た。
小学校時代、コロンブスに憧れたかれは、
「海の向こうで夢をつかみたい」と強く思っていた。
そして料理の専門学校を出る際、
「フランスに店を出し、星をとる。フランス人に自分の味を認めさせる。」
そう豪語した。
言うことは誰もができるが、実践にいたらない。
プレッシャーもあっただろうが、実現に向けて曲がらない意志の強さを感じた。
夢をもち、実現に向けて突っ走る。
このサクセスストーリーの裏にある苦労は、夢に走ることで覆い消されたのだろう。
初心を振返れた。
彼は、3年間で12軒のレストランで修行をしたそうだが、
フランスで2つ星や3つ星のレストラン宛に何百通もの手紙を書いて
修行先を探し、勤務先が見つかるとそこのシェフからすべてのことを学んだ(盗んだ)らしい。
少しずつシェフの賄いを作る機会を得て、それがお店のメニューに加わっていった。
まず先輩たちの仕事振りをみて学ぶこと。これを実践して成長を遂げた。
成功の大きな要因は、本人が持つ料理のセンスではない、と感じた。
(もちろんそれもあるのだが。)
すべてのことにいえるが、とても大事なことだ。
学ぶことを忘れた人は、何の成長もない。
人生の楽しみも喜びも半減してしまうだろう。
会社には学ぶべき先輩は必ずいる。
多くの先輩から出来る限り学ぶことができる環境にある。
ここから何を学べるか。大事なことである。
そして、何よりも学ぶというか、学んでやろうとする貪欲な姿勢が一番大事である。
彼から学んだ成功哲学は、「意志の強さ」と「貪欲な学び」であった。



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