たいした話ではないが、こんな週末を過ごしたっていう話である。
「わー、大きい!」
こどもたちが、
家の近所の大学で、クリスマスツリーの点灯式に参加した。
そして大きなツリーにえらく驚いていたと伝え聞いた。
確かに大きい。それは認めている。
だが、世の中もっと大きなクリスマスツリーがあるんだ。
世界にはもっとすごい人がたくさんいるんだ!
という訳の分からない理由で、
立教大学のキャンパス内にある
クリスマスツリーを見に行くことになった。
「すごーい!」
高さは15M~20Mぐらいか。
3F建ての家ぐらいだろうか。(不確か。)
昨今のLED何百万個という流行なツリーではなく、いたってシンプル。
背景にある洋風建物との調和もいい。
(不覚。暗くて大きさ分からない →→→)
大きさが取り柄だが、子供たちに
新しい刺激を与えられてよかった。
僕らも純粋に僕らも楽しめた。
首が痛くなるほど見上げていた。
とにかく学校に行くのが久方ぶりであったので、改築や補修しているところも多く、職員に聞いたりしながら回っていた。
試験前にだれかいないか探した図書館。
だれか友達はいないかなと探し歩いた
4丁目(という交差点)。
だれかいないかと探しにいった雀荘
(もはや学校と思っている)。
ツリーの大きさよりも、もっと刺激を与えたものがあった。
それは、この学校はお父さんとお母さんが出会った場所だ
ということに対し、興味を持ってくれたことだった。
自分たちのルーツという感覚か。何かうれしかった。
私もこの学校に行きたい、なんて言ってくれたりもした。
そのまま学生食堂(学食)でお夕飯である。
学食は、建物の外観や内装がいい。
ハリーポッターの学校の食堂のような趣がある。
値段が安い。これもちょっと温まる。
カレーが260円、カツ丼が300円、
ラーメンは280円だったかな。
タコライスというおしゃれなメニューもある。
が、しかし美味しさを求めてはいけない。
これだけ安くて美味しいはずはない。
(スキー場や海の家で食べるようなラーメンをイメージしてみよう。)
味はもともと信用していないが、
彼らに対する信頼が著しく回復するような出来事にでくわした。
思えば、今から20年前。
僕ら高校~大学の学食のかつ丼といえば、黙って「鶏のかつ」がでてきた。
誰も文句は言えない。
むしろ、
食べれば食べるほど、豚のようにも思ってくるし、
食べれば食べるほど、鶏の方が美味しいのではと思えてくるときもあった。
かつ丼とは鶏だと誤認識させられていた。
中には、ちょっとしたたとえ話に使っていた。
ま、こんな展開が繰り広げられていた話はどうでもいい話なのだが、
この日、20年前から大好きだった思い出のメニューを選ぼうと思い、
かつ丼の食券を買おうとお金を入れたときに、ある見慣れないメニューが光った。
メニューの頭文字に「鶏!」と追記されていた。
「鶏かつ丼」だとぉ。
その横には、「豚」と強調されていた「豚かつ丼」が並んでいた。
詐欺だと訴えられたのかもしれない。
学生運動が起こったのかもしれない、とおもった。
革新だ。
変わってくれた学食への信頼だった。
たった1時間ほどの出来事だったが、
この瞬間は心が温かくなる一コマだったということである。



コメントする