障害者雇用・障害者採用・障害者就職・障害者転職を支援するゼネラルパートナーズ進藤均の日記

授産施設で作られたもの2
2009年7月27日

先日、「授産施設で作られたもの」をブログ掲載したところ、

コメントをいただきました。

 

>私も立ち寄り先で見つけた場合、買うようにはしています。
>買うのにためらうような物が多いですね。
>もう少し、購買欲をそそられるような物を作れば

>いいのになーと思います。

 

僕も同じように感じます。

まさにそのとおりです。

本当に欲しいものかどうかでいうと、そうでもない。

 

買いたくなる用途。
欲しくなるデザイン。

があるといいと思います。

 

また、価格が高いものがありますが、
売れないことが要因なのではないかと思われます。

 

売れない

→高くする

→さらに売れない

→在庫増

→障害者が作る必要がなくなる

→給与があがらない

→雇用が増えない

 

これは、悪いスパイラルです。

本当であれば、


売れる

→安くできる

→もっと売れる

→在庫なし

→障害者が忙しい

→給与があがる

→雇用が増える


なにより、お客様から喜ばれる訳ですから、
それが一番の「やりがい」や「生きがい」につながると思います。

 

売上低迷が、各施設の課題になっており、

最近ではデザイナーを入れて、

魅力的な商品にするような動きが一部ではじまっているようです。

 

  
東京都職員という求人
2009年7月27日

 

平成21年度東京都職員募集が開始しました。

 

 

http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2009/07/22j7o100.htm

 

 

身体障害者を対象とした東京都の求人です。

こういう求人もあります。

 

東京都の人事部門の方に話をしたところ、

なかなか募集求人が認知されず、

思うように人が集まらないという話を聞きました。

 

しかし、不況時は安定志向が高まり、

公務員が人気になります。

今年は倍率が高くなるかもしれません。

 

 

求人情報は民間企業だけでなく、

こういった官の働き場もあります。

 

あらゆる働き手と働く場をつなぐこと。

こういうことがきちんとできる会社でありたいし、

そうでなければなりません。

 

 

より多くの機会提供、頑張ります。

 

  
ビニール傘を買わない
2009年7月24日

駅を出ると、雨が降っていた。

急な雨である。

 

 

手をかざすと、

手のひらに水溜りができるほど降っていた。

 

 

「まずいな・・」

 

 

駅の隣にあるコンビニに入り、

ビニール傘を手にとろうとしたが、

手を止めた。

 

 

使い捨てとなるビニール傘・・・。

 

 

家にビニール傘が5本ある。

もちろん、その後に使うことはない。

 

 

もったいないと思っていた。

 

 

家に帰るためだけにビニール傘を買っていいものだろうか?

 

 

限りある資源を食いつぶしているのではないだろうか?

エコに反するのでは?

地球環境問題を増長するのでは?

 

 

このあたりから、頭の中でエスカレートする。

 

 

濡れるのを我慢すればいいのだ。

雨なら待っていれば乾く。

でも、傘はもう自然界には戻らないのだ。

 

 

ここで決断した。

 

 

「ビニール傘を買わない!」

 

 

さらに、使命感が先走っていたのだろう。

 

 

「一生涯、ビニール傘を購入しない!」宣言へと発展。

 

 

このとき、乗りに乗っていたのだろう。

 

 

全力で走れば2分。

「よっしゃ、行くぞ!」

 

 

大雨の中、全速力で走る自分に酔っていた。

自分の決断にも酔っていた。

 

 

とても気持ちがよかったのを憶えている。

 

 

家の前に着いた。

全身びしょぬれになったスーツを拭きながら、息を整えていた。

 

 

 

 

 

と、そこで、なんと、、、大雨がやんだのだ。

 

 

 

そのとおり。

 

 

完敗である。

 

 

「ちょっと待ってみる」という判断を忘れていた。

 

  
授産施設で作られたもの
2009年7月22日

 

役所に行くと、必ず入口付近の売店に立ち寄る。

そして、使えるものがあれば購入する。

 

さおり.jpg 

その店は、

障害者らが通っている授産施設で作られたものが並んでいる。

 

 

 

 

 

さおり織り

ビーズでつくった指輪

クッキー

マドレーヌ

メモ帳

雑巾(GPで使っている)

携帯ストラップ

 

などが、

所せましと置いている。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

北海道産.jpg

↑ここでは、

珍しく北海道の施設から仕入れている昆布や

とろろなども扱っている。

 

作っている様子を写真で紹介している。これはいいアイデアである。

 

 

 

 

 妹は台東区の授産施設で働いている。

 

仕事は、

 

地元の企業から依頼を受けた軽作業や、

(割り箸の袋詰めや色とりどりの水風船の袋詰めなど)

販売するためのさおり織りを織るなどの仕事だ。

ここでつくられたものは、台東区役所で販売している。

 

 

役所で販売するのは、とてもいいことだが、

なぜ普通のお店で売らないのだろうか?

 

施設で制作されたものは、

一般的に区役所、地元バザーなどでしか売られない。(販路が少ない)

とても買おうと思えるような製品でないので、買うのは身内や関係者。

施設は、売ろうという気持ちが足りない。

 

 

この構図については、以前から相当な問題意識をもっている。

通常の商品と並べたら、選ばれる商品ではない。

あくまで福祉という守られたところなのである。

 

 

何とかできないものだろうか。

 

 

もし、障がい者がつくったものが、

ユーザーから「素敵で優れている!」と思ってもらえたら?

 

 

「障がい者もなかなかやるな~」となる。

これは良き認知である。

 

 

もし、お客様が喜んでもらえたら?

 

 

作り手は、つくり甲斐があるってものだ。

やりがいや誇りを感じるはずである。

 

 

もっと数が売れたとしたら?

 

 

忙しくなるので、雇用が増やせるし、

彼らのお給料も少しはあがるのに。(現在月給7,000円)

 

 

 

ゼネラルパートナーズを設立したときに作った

定款(何をする会社なのかを書く書類)には、

「障がい者の手作り創作品の販売」とあらかじめ記載してある。

 

 

雇用以外の新しい「良き認知」の広め方。

いずれ手がけていきたい。

 

  
久しぶりのグルメ2
2009年7月17日

ブログファンを増やすため、

引き続き、グルメ情報2です。

 

 

BROZERSブラザーズ(人形町・ハンバーガー)

 

ブラザーズ.jpg

 http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13003002/

 

数あるハンバーガー屋さんで一番好きなお店です。

真面目に美味しいです。

しっかりした味と固さのバンズ。

脂っこすぎず、味を感じるハンバーグ。

野菜たちやソースとのバランス。

背が高いのに食べやすい。

ほぼ完璧です。

写真はアボガドバーガーです。

 

 

■マクドナルド(お台場・ハンバーガー)

  

お台場でマック.jpg

 

引き続き、ハンバーガーです。

家族でマクドナルドが好きです。

お台場に突如あらわれた即席のテーブルといす。

レインボーブリッジを眺めながら、とても気持ちがいい。

この座席はVIP以上の一等席です。

 

 

■ざうお(新宿・割烹居酒屋)

 

ざうお.jpghttp://www.zauo.com/

 

 

お店の中に釣り堀がある居酒屋です。

1年ぐらい前に、家族で行きました。

釣った魚をその場で好きなように調理してくれます。

味がどうのこうのよりも、

釣りがメインのお店です。

 

なぜか、鯛などといった高額なものが釣りやすくなっています。

なぜか、安い魚は釣れません。

釣ったら食べなければいけません。

釣れたらうれしいはずが、気付いたらTOOエクスペンシブです。

 

あと、間違えて、サメを釣らないよう、

気を付けてください。10万円罰金です。

釣れたらうれしいはずが、気付いたらTOOエクスペンシブです。

 

写真は息子です。

  
久しぶりのグルメ
2009年7月16日

人に会うと、

 

「天ぷらしんどうに行ってみたい!」と言われる。

 

「な、なんでそのお店を知ってるの?」

 

「ブログに書いてあるよ!」

 

「あ・・・、あの店はディープさを紹介したかっただけで、

わざわざお連れするようなお店ではないけども・・・」

 

 

ブログでは、飲食店を紹介すると反響があるらしいが、

本当のようである。何を食べているのかが知りたいようだ。

 

 

というファンの期待にこたえるため、

行ったことのあるお店を紹介したい。

(携帯にかろうじて画像が残っているもののみ)

 

 

これでファンを増やそう。

 

 

 

ひじり亭.jpg■ひじり亭(浜松町・居酒屋)

 

 

グルメ社員納T氏おすすめということで、

お客様と一緒に行きました。

ひとつひとつが美味しいです。

このお店があるから浜松町にわざわざ行くという結論に至る。

http://r.tabelog.com/tokyo/A1314/A131401/13013895/

  

 

 

釜竹.jpg■釜竹(根津谷中・うどん)

 

 

地元に近く、家族で行きました。

あたたかい釜揚げうどんが特に美味しい。

そして、蔵を改築した和風内装と日本庭園がすばらしい。

お店の隣接している老人ホームとの一体感がさらにすばらしい。

(行ったらわかります)

http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20051209A/ 

 

 

 

200907161832000.jpg■ゼネラルパートナーズ

(日本橋・差し入れ)

 

 

社員たちのそれぞれの実家から毎月のように差し入れが届きます。

それを皆でシェアしています。

いつも美味しく頂いています。ありがとうございます!

旬のもの、産地直送、名産品。美味しいです。

時に釣った魚(大分のシマアジなど)が届き、3枚におろすときも。

さて、スイカを食べている人は誰でしょう?

かなり、がっついているご様子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

200907161833001.jpg

  
小売業の雇用率ベスト10
2009年7月15日

 

小売業を対象に、雇用率ランキングが発表されました。
(UBS証券調べ)

業績が好調=障害者雇用に積極的

 

こんな因果関係があるように思います。

 

またCSRを積極的に行っている企業は、

世界的競争力が強いと聞くことがあります。

こんなロジックが一般的に普遍的になってほしいものです。

 

 

そうなれば、障害者雇用をもっと積極的に取り組む企業が増え、

活躍の機会が増えるのに。。

 

 

【流通小売業界 ベスト10】


 ファーストリテイリング 8.06%。

 サイゼリヤ 3.54%。

 原信(スーパー) 3.54%。

 CFSコーポレーション(ドラッグストア) 3.39%。

 マックスバリュ中部 3.20%。

 さいたまコープ 2.94%。

 マックスバリュ東海 2.72%。

 セブン&アイフードシステムズ 2.57%。

 オーケー(スーパー) 2.51%。

 サミット(スーパー) 2.49

 

全般的にスーパーマーケットが多いですが、

スーパーはバックヤードの仕事や在庫管理が多く、

職域がつくりやすい。

 

特筆すべきは、職域開発の難しいとされている

飲食やファッションアパレル部門で、

ユニクロとサイゼリアで1、2フィニッシュ。

 

独自ノウハウが確立されています。

ユニクロでは、柳井社長が障害者雇用を行ったほうが、

生産性が向上するようです。

 

ぜひとももっとこのノウハウを

同業界や他業界に広めたいところです。

 

  
GPがなぜできたのか
2009年7月14日

 

GPで働く社員らと話をしていて、

彼らが「GPの思い」に共感して入社してくれたこと、

彼らが「GPの思い」を忘れずやっていることを、聞きました。

 

 

とてもうれしかったです。

 

 

ゼネラルパートナーズをなぜつくったのか。

どういう「思い」ではじめたのか。

ブログに載せます。

 

 

※かなり長いです。

 

 

私の妹は左半身不随で、知的障害があります。

幼少期から妹を見て育った私は、

つねに社会と障がい者の間にある、埋めがたい何かに嫌悪感を感じていました。

 

私は妹や障がい者に対して、特別な意識もありませんし、

かわいそうだと思ったこともありません。

何とかしたいと思いますが、同情というのはありません。



妹と一緒に出かけると、周囲の視線を感じます。
ジロジロ見られるのはまだしも、

あわれみや同情を持った目で見られるのはたまりませんでした。

子供である私はわざと堂々とふるまっていましたが、

それでも周囲の視線に子供ながらに恥ずかしさを感じていました。

 


あるとき、子供づれの親子が近くにやってきました。

子供が妹のことをじっと見ています。

親は「見ちゃいけません!」と子供を叱りつけています。

妹を見るとかわいそうだと思ったのでしょう。

でも私にはタブーに似た、腫れ物にさわるような雰囲気のほうが

よっぽど痛い。
障がい者が家族にいることは恥ずかしいことでしょうか。

そんなことはない。今は少し良くなったと思いますが、

少し前は隠したがる家がたくさんありました。

障がい者が外に出るなど、もってのほか。

世間体が悪いという風潮がおおかたを占めていたのです。

 

 

障がい児を持つ親たちが子供たちの活動できる会をつくりました。

徐々に参加者が増え、新しいお部屋を借りようと場所を移ることになりました。

すると近所から「イメージが悪くなるから、うちの近所ではやってほしくない」、

「地価が下がってしまう」という心無い声が・・。

 

どういうことか理解できませんでした。

当然、悔しいし、悲しくなりました。

なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか。

そこまでネガティブな連想をさせてしまう障がい者という存在は

いったい何なのでしょうか。

まったく理解できませんでしたが、

障がい者は社会に不要なのか---悩んでいました。


障がい者が普通に受け入れられる社会を作りたい。

 


これがGPの出発点です。

「障がい者の良き認知を広げるために」という

ゼネラルパートナーズのミッションは、こんな思いからです。
そしてこんな社会を変えなければ。変えようと。

 

 

家族ぐるみで交際のある幼なじみの集まりに行くと、

そこにいる子供たちは妹との接し方を知っています。

誰も妹を特別に意識している子供はいません。

それは小さいころから、障がい者である妹と接しているので、

普通の目で見ることができるのです。

 

 

子供の頃から一緒にいると、こうなるのでしょうね。

偏見のない頃から障がい者と接した経験が重要なのではないかと感じます。

 

また障がい者に対するイメージは国によって異なります。

以前、家族で妹をつれて、海外旅行をしたときのことです。

欧米では日本とまったく接し方が違いました。

障がいを持つ妹は、行く先々で、暖かく迎え入れられ、

通りがかりの人たちが、声援のように私たちに声をかけてきました。

「ヘイ!」と言ったか忘れましたが、そんな感じです。

とにかく目が違いました。

それは私たちには声援を送ってくれる温かく、楽しい視線でした。


レストランに入れば、車椅子のウエイトレスが普通に働いていました。

 

周囲は誰も車椅子を気にしない。

彼女も堂々と働いていました。

こうやって社会に溶け込んで、普通に生活している人がいる。

腫れ物扱いや、世間から隠されている日本の障がい者との違いは、

私にとってあまりに衝撃的でした。

文化や歴史、環境ということも重要なのだと感じました。

 

 

それにしても、

日本はなんて冷たいんだろう、と思っていました。

 

 

しかし、新聞社のあるアンケート結果を目にしてから変わりました。

車椅子や障がいを持った人が困っていたら、

声をかけるか、助けるか、という問いに対して、

70%以上の人が、「助けたい、でもどう助けていいかわからない」と答えていたのです。

 


要は、障がい者への接し方がわからなかったのだ。

障がい者への偏見や隔たりは、「知らないこと」にあったと理解しました。

 

 

「知らないこと」に原因があるんだ。

接する機会がなかっただけだ。

 

 

したがって、私たちが進むべき道は、

障がい者のことを「知らない」から「知る」へ変えていくこと。

そのことによって特別なイメージや偏見を排除し、

社会にはびこる心のバリアを解き放つことができる。

 

女性の社会進出が30年かけて、普通になったように、

障がい者が普通に社会に進出でき、

僕らのような特別なサービスが要らなくなる社会になること。

障がいの有無に左右されない、フラットな社会の構築こそ、私たちがめざすべき目標です。

 

 

・・・と振り返ってみました。

 

 

社員は、この思いを共有してくれています。

そしてこの気持ちを大事にしてくれて働いてくれています。

 

 

そのことが、とにかくうれしい今日この頃です。