駅を出ると、雨が降っていた。
急な雨である。
手をかざすと、
手のひらに水溜りができるほど降っていた。
駅の隣にあるコンビニに入り、
ビニール傘を手にとろうとしたが、
手を止めた。
使い捨てとなるビニール傘・・・。
家にビニール傘が5本ある。
もちろん、その後に使うことはない。
もったいないと思っていた。
家に帰るためだけにビニール傘を買っていいものだろうか?
限りある資源を食いつぶしているのではないだろうか?
エコに反するのでは?
地球環境問題を増長するのでは?
このあたりから、頭の中でエスカレートする。
濡れるのを我慢すればいいのだ。
雨なら待っていれば乾く。
でも、傘はもう自然界には戻らないのだ。
ここで決断した。
「ビニール傘を買わない!」
さらに、使命感が先走っていたのだろう。
「一生涯、ビニール傘を購入しない!」宣言へと発展。
このとき、乗りに乗っていたのだろう。
全力で走れば2分。
「よっしゃ、行くぞ!」
大雨の中、全速力で走る自分に酔っていた。
自分の決断にも酔っていた。
とても気持ちがよかったのを憶えている。
家の前に着いた。
全身びしょぬれになったスーツを拭きながら、息を整えていた。
と、そこで、なんと、、、大雨がやんだのだ。
そのとおり。
完敗である。
「ちょっと待ってみる」という判断を忘れていた。



こんにちは。
私はビニール傘ではなく、
「折りたたみ傘」
を購入します。
ビニール傘よりはお高いですが
後々使う機会はビニール傘より高いです。
会社の置き傘にしてもいいし。
ぜひ次回、ご検討ください。