社名にはその会社の思い、歴史、様子が表れています。
その会社そのものといっても言い過ぎではありません。
社名の由来は、地名や創業者名、サービス名、
など周囲を見渡すと様々です。
私が印象に残っている社名はコクヨ社です。
今はカタカナで表記していますが、もともとは「国誉」と漢字で
表記していました。今から105年前の1905年創業のコクヨは、
故郷「富山の国の誉れ」になれるように、
と定めた商標名であり、それが社名にもなったものです。
故郷への報い、恩返しするという決意が込められているそうです。
この決意が社員を一つにまとめ、
その思いを商品開発に込め、サービスに込め、
よって100年も続く会社に育ったのだと思っています。
ゼネラルパートナーズという社名も思いが込められています。
ゼネラルパートナーズは、
「社会を変えていく」、「新しい概念を創っていく」、
という思いをもって生まれました。
ゼネラル(General) 一般的、普遍的、広く行き渡る
パートナーズ(Partners) 仲間、共同で仕事をする相手、相棒
障がい者への正しい認知が広く行き渡ってほしい。
障がいは普通で、個性の一つなんだという考えを浸透させたい。
そして障がい者が仕事や人生を自由に選べる世の中にしたい。
という思いを「ゼネラル」という言葉に込めました。
それを社員やお客様、周囲の人たちと一緒に成し得たい。
共感する人たちは、お客様であってもみな仲間。
という思いを「パートナーズ」という言葉に込めました。
今、社名にあるとおり、
障がい者と健常者のわけ隔てない社会の実現に向かって
GPを取り巻くすべての方々とこの思いを共感しながら、
障がい者と企業と社員と一緒になって活動しています。
これからも社名に込めた意味を思い出し、
改善改革、そして挑戦してていきたいと思います。